Ghaida Farisya's 23nd Birthday Interview (2018)

ガイダ・ファリシャ 23歳 誕生日インタビュー (2018年)


Interviewer:
Andhika Glody
Photographer , MC
(AFA CreatorsSuperFest MC Partner)


< 日本語訳 >

OPENING

こんにちは、グロディです。そして隣にいるのは・・
ガイダです。
ガイダの誕生日ということで、いろいろ質問してみたいと思います。さっそく最初の質問へ。
最初の質問だよ、私の23歳の誕生日の。

この1年の活動

この1年間の活動はどうだった?
この1年間の活動は・・、大学院に集中してた。
修士論文を完成させるために。
私の修士論文は、諺(ことわざ)についてなんだけど。
「女性」という観点から見た、スンダと日本の諺(ことわざ)。
「女性」が、諺(ことわざ)の中でどう描かれているかを研究しました。
なぜそれをやったの?
単に、好きだから。
なぜ好きなの?
たぶん、先生の影響かな。
大学の日本文学科のときから授業が多かったし、今は文化研究をやってるから。
文化研究では、いろんなことを学んでいるけど、中でもフェミニズムが好き。
ガイダはフェミニズムが好きってことだね。

この1年での変化

この1年で変わったと思うことは?
すごく変わったと思う。
例えば、精神的に。
少し大人になって、エゴが少し少なくなったかな。
エゴイストだったの?
エゴイストといっても、みんなが使う意味でじゃないよ。
子どもっぽいエゴってこと。
要するに、前は自分を追い込んでた。
私は、望むことはどうであっても病むまで無理してでも、成し遂げたいタイプだったから。
自分を追い込むのは良くないし、心地良くもないから。
よりリラックスしたのかな?
リラックスもしたし、考え方もポジティブになった。
そうなるよう努めてる。
以前は、いつもネガティブが70%で、その残りがポジティブって感じだった。
でも今は、ネガティブが10%で、残りは全部ポジティブって感じ。
ポジティブな気持ちに満ちてる?
満ちてる。
どんなことでも、誰に会っても、何を見ても、よりポジティブな方に捉えるようになった。
今のガイダは、より明るくなったってこと?
かもしれない。
かもしれないって、断言しないの?
まさか。正直、人間は自分を評価できないし、他人だけが評価できると思うから。
そうなんだ。シビアだね。「評価できるのはあなた達だけ」なんて。
まさか「私の人間性はこうですよ」とか、言えないじゃない?
自己省察はできるかもしれないよね?
うーん、でも正確に評価できるのは他人だけ。
だから、要はポジティブでいようと。
たぶんそういうこと。
OK、ポジティブになったんだね。

この1年で成し遂げたこと

じゃ、この1年間に成し遂げたことは?
この1年間に成し遂げたこと・・
すごく嬉しかったのは、去年、2017年だけど、8月に、イベントに出たことと、
その前の5月に、日本関連イベントの、MCを務めたことかな、
あなたもね(笑)
すごく日本マニアなイベント。
Nihon Bunkasai 日本文化祭(CSF)ですね。ここに日本語とインドネシア語の翻訳が出ます。
そう、(5月の)CSFで初めてMCをやって、
アンディカ(グロディ)さんや、他の友達と出会えて、楽しかった。
それから、私がMCやることに興味持ってくれる人もいて。
だから1つ目は、MC。

2つ目は、(8月に日本で)歌ったこと。
京都では2年に一度、インドネシア留学生協会が“Malam Indonesia”というイベントを開くんだけど、
私はここでインドネシアを代表して、スンダ語の歌「Manuk Dadali」を披露した。
アンクルンとのコラボでね。
インドネシアを外国に紹介したんだ。
そんな感じ。京都で、スンダの歌を披露したんだよ。すごく嬉しかった。

それから3つ目は、よさこいで歌い手を務めたこと。
友達が率いてる「百花繚乱」っていうよさこいチームに加わって、
8月に東京で開かれた、「スーパーよさこい」でパフォーマンスした。
スーパーよさこい?
毎年、夏にそういう祭りがあるんだけど、そこで歌い手になって、オリジナルの曲を披露した。
歌い手になって、オリジナルの曲まで!インドネシア代表として日本で歌ったんだね。2回も。
最初は京都でアンクルンと一緒に、次はよさこいチームと一緒に。

それから、その後も仕事があったんだよ。
すごく多いね。
WAKU WAKU JAPAN の「ユーリ!!! on Ice Tour」の番組で、佐賀に初めて行ったよ。
東京や京都みたいな大都市じゃなくて、田舎だけど。
佐賀は、本当に小さくて美しい街だった。
Indah(美しい)? Inaka 田舎(Pelosok)?
ちょっとね。美しいけど、ちょっと不思議な感じ。
面白くて美しくて、田舎なんだけど、素晴らしかった。
普通はみんな、京都、大阪、東京みたいな場所しか行かないじゃない。
佐賀の人は親切だった?
みんな、親切だった。
東京の人には申し訳ないんだけど、東京はせわしないっていうか、
ジャカルタみたいな大都市と同じ感じがする。
メトロポリタンね。
佐賀では、知らない人同士でも、互いに笑顔で「おはようございます」って。
フレンドリーだったんだ。
外人を見て喜んでた。
外人を見ると、あなた何人? おーインドネシアの人ですか、って。
私も、インドネシアの人ですかって言われてた。
ウソウソ、向こうで学校に行ってたんでしょ?
まあまあ。佐賀には、誰と行ったの?
シンガポール人の歌手の、Usagiちゃんと。
2人で佐賀に行ったの?アニメ「ユーリ!!! on Ice」 Tourの仕事で。
アニメの聖地巡礼・・っていうか、フィールドトリップかな。
聖地巡礼っていうと、宗教観光みたいに思われちゃうから(笑)
違うよ。フィールドトリップ。
「ユーリ!!! on Ice」は、佐賀の街がコンセプトになってるんだよ。
YouTubeに動画あるから、ここにリンク貼ってくれると思うよ。
⇒ Yuri!!! on ICE TOUR in SAGA

将来の夢

OK、次の質問に移ろう。将来の夢はどう?ガイダ自身の。
将来の夢は、もちろん、よりよい人間になりたい。
よりよい人間。それはそうだ。
少なくとも、善人になりたい。
それから、自分自身として「集中」していきたい。
今まではマルチタレントみたいに、何でもできるよう育てられてきたけど。
私の友達はドラムならドラムに集中して、神レベルに達するまで学んでる。
私もそうしたい。
今まで私のスキルはどれも中途半端だったから。
ドラムでも歌でもダンスでも何でも、何かに集中したい。
学問も究めたい。
趣味じゃなく、仕事みたいな感じで。仕事は趣味ってことにしてね。
要は、集中したい。分野は何であれ、集中したいってことだね。
集中したい!
私はフィーリングで動くタイプで、これが好きならこれ、それが好きならそれ、って感じだったから。
集中して、1つの分野の中で、可能な限り最高に達したい。という考えを持ちたいと。
その通り。
でも無理するのも良くないね。
たぶん、それら全てに集中することも出来るだろうけど、ゆっくりと進んでいきたい。
OK、質問はこんなところかな。私、グロディからは以上です。

ENDING

ガイダ、どうもありがとう。グロディと友人の...
ガイダでした!
Sampai jumpa lagi !

22歳の Birthday Interview (2017年) はこちら >>